[よつめ染布舎]
注染手ぬぐい
-国東半島手ぬぐい「ケベス祭り」-
ケベス祭(けべすさい)は、大分県国東市国見町櫛来の岩倉社で毎年十月十四日に行われる火祭り。 起源も由来も不明の奇祭。 岩倉社の境内に設けられた燃え盛るシダの山を守る白装束の「トウバ」と、そこに突入しようとする奇怪な面を着けた「ケベス」が争う。「ケベス」は何度も突入を試み、ついに九度目で成功して先が二股に分かれた棒で火柱上がるシダの山をかき回し火の粉を散らす。その後「トウバ」も火のついたシダを持って境内を走り回り、参拝者を追い回す。この際に火の粉を浴びると無病息災になるといわれるが、加減のない「トウバ」の追い回しに参拝者は逃げ惑う。参拝者の叫び声が夜空にこだまし、巨木に囲まれた岩倉社の境内は、神火に包まれ幽玄な火祭りは最高潮に達する。
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約90cm x 35cm
綿100%
日本製
注染
*はじめのうちは色落ちする場合がありますのでお洗濯の際はご注意下さい。
*お届けする品物や柄によっては染めムラがある場合がございます。(特に端部)
[よつめ染布舎]
デザイナーの小野豊一がテキスタイルデザインを手掛け、主宰する染工房。大分県国東半島の突端。静かな海となだらかな山に囲まれた自然豊かな場所で、主に日本の伝統的染色技法である型染(かたぞめ)や筒描(つつがき)を用いて布を染め、衣服やのれん、手ぬぐいなど日々の暮らしの布を中心に制作している。